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2007年04月23日

今日の絵本

手前 左から時計回りに、「からすのパンやさん」、「おだんごぱん」、「パンはころころ」、「パンやの くまさん」

投稿者 chinmi-keitai : 2007年04月23日 18:55

コメント

ここんとこ、パンづいているんで、うちにある絵本の中から
パンがテーマの絵本を探してみました。

すると、案外あるもんなんです。
しかも、みんなロングセラーもの!

まず、「からすのパンやさん/かこさとし/偕成社」。
これは、珍味が小さいころ、何度も何度も読み返した本です。
子だくさんの売れないパンやさんが、繁盛店になるまでが
かこさとし氏のカラフルなイラストとともに
明るく語られています。
テレビパンなど、現実にはありえない多種多様なパンが見開きに描かれているページが圧巻ですよ。

次は「パンやの くまさん/フィービとセルビ・ウォージントン/福音間書店」。
幼児向けお仕事入門書といったところでしょうか。
くまといってもぬいぐるみのくまさんが
こどもなら誰も知っているいろいろな職業
にたずさわっている様子を克明に描いているシリーズ
のパン屋さん編です。
ひたすらに特定の職業の説明をしているだけなので、
大人は飽きてしまうような感がありますが、
こどもは細かいディテールに注目できて、楽しいようです。
同じようなシリーズで「スモールさんシリーズ」があります。
で、このパン屋さん編は、移動式パン屋さんと独立店舗を
ひとりで切り盛りしているくまさんの一日を紹介しています。ぬいぐるみのようなくまさんは小さいのでカウンターに階段のような踏み台に乗って接客している様子とかを大人は注目するとおもしろいでしょう。

最後に同じ伝承話が元になっている
「おだんごぱん/ロシア民話/福音館書店」、
「パンはころころ-ロシアのものがたり-/マーシャ・ブラウン/冨山房」
いきなりパンが食べたくなったから作れと
駄々をこねるおじいさんのために、
おばあさんが残り少なくなった粉をかき集めて
やっとこねて発酵させている間に
パンがテーブルが転がり落ちて
食べられることから逃れるさまが語られています。
昔話で作者がはっきりしていないので
いろんな出版社から出ているようですが
この2冊が代表的なようです。
前者は、かなり地味な挿絵でパンが転がっていく様子が
ゆっくりな感じがします。
後者は、反対にかなり大胆な画風なのですごいスピードで
パンが逃げていく様が伝わってきます。
そういえば、パン関係のブログで後者に出てくるセリフを
もじった文体でパンを紹介しているのがあったな。

投稿者 chinmi : 2007年04月23日 21:15

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